休日は釣りに行こう
週末に得に予定もない娘と過ごしました。
朝から暖かな日で春らしくなってきた。とにかく、出かけようということになり駐車場へ。
駐車場は年に一度は草取りをするが、ほとんど雑草は伸び放題になっています。
誰かが植えた水仙が、今年も枯れた雑草を押しのけて咲いています。
すがすがしいパキッとした色は春らしい。
一度植えれば毎年咲いてくれる花は、経済的だし、季節を感じられるので庭に植えたいと思います。
現在の住まいはあいにく庭がなく、ベランダも西向きなので、残念ながら鉢植えもうまく育ちません。
将来は実家に帰る予定なので、そのときはアスファルトで固めたところを掘り返して少しの野菜畑と花壇を作りたいと思っています。
車に乗って、行き先を相談した結果、釣りをしようということになりました。
釣りと言っても道具は持っていません。実家の倉庫に父の道具があったような気もするが、潮の時間も関係なく事前準備もせずには海は難しい。
街中の釣り堀でお手軽に、釣り気分を味わえるところで遊ぶことにしました。
釣り堀に行ってなんとしても釣る
屋内の施設で天候は関係なし。料金もリーズナブル。時間制限なしで、途中、食事などで外出してもOKと良心的なお店です。
餌は店内の自動販売機でビンに入っているものを選んで100円で買えます。
釣れるのは鯉。金魚のいけすで楽しむのなら、竿は小さいものを借りて料金も安い。
釣った魚は持ち帰りはできないが、持って帰っても困るので問題なし。
店内には、若いカップル、親子連れ、一人で来ている男性の姿もあります。金魚のいけすには子供たちが群がって賑わっています。
餌はうどんと団子の2種を購入しました。
いけすの中は真っ黒で、魚がいるのか全くわかりません。深さも全くわからないけれど、小学校のプールの深さぐらいまでだと予想しました。
深さ調べから。
最初は大きめ団子を丸めて針に付けて沈めてみました。
浮きが立つかどうかで、深さを測ろうとしています。
何回か沈めてみて、どうやら真ん中と端では深さがかなり違うことがわかった。
30分ほど、静かに浮きを見つめるが全く餌をつつく様子もありません。
周りの誰にもあたりはなさそうです。静か。
本当にいるのかと思うぐらい。ときどき、餌の確認をしてみるが、そのまんまの状態でくっついています。
いけすの周りには、子供をすくえそうなでかい網が準備してあります。
1時間経っても、何の手ごたえも感じない。おっかしいなぁ・・・
何度も来ている娘によると、びっくりするぐらいの数の魚が放たれているらしい。
餌の時間になると黒々と水面に浮かんできて、餌やりの男性を追って泳ぐらしい。
つつく様子もないので、餌をうどんに変えて沈めてみました。すると、30分ほどしてやっと初めて浮きが動きました。
空振り。うどんは取られています。
うどんの付け方をいろいろ変えて試してみます。竿もじっとせずに、少し動かしてみたり、真ん中を狙ったり、縁を狙ったり、あらゆるパターンを考えてやってみる。
同じいけすで男性が釣りあげて10分ほどすると、こちらにもやっとあたりがありました。
ばしゃばしゃと音を立てて暴れる鯉を網で引き揚げた。
「やった!」見ている向かい側にいる子供が拍手してくれる。2時間もかかったことを忘れて、すっかり楽しくなってしまう。
釣り堀の鯉を釣る方法
釣れやすくする方法を紹介。ここの鯉だけに、通用するのかも?だが。
- 餌はうどん。うどんは3本をちぎって針につける
- 3本のうち1本は長くし、うどんで針を隠すように付ける
- 浮きの傾き具合から察して、底から5センチ程度に餌を沈める
- 餌はときどき左右に動かしたり、餌が生き物のように時々弾むように動かす
上記が本日の思考錯誤の結果です。
いくら餌付けされた魚でも、目の前で生き物のように動けば、本能的に食いついてしまうよな、きっと。
3時間経過して、自分がうどんを食べたくなって終了しました。
なかなか釣れないのを、考えるからおもしろい。
簡単に手に入らないから、楽しい。上手くいかないから考える。
うどんもおいしかった。