地獄に生える花?マムシグサは強力な毒草です

マムシグサs- アウトドア

その気持ち悪い姿に驚きました

登山の会で行ったときに見つけましたが、見た目に驚きました。

決して、美しくはなく、香りはなく、すっくと立っていました。高さは70㎝程です。

黒に近い、焦げ茶色の花が一つの茎に一本だけ花を付けています。

マムシグサs-

近くを探すと3本程見つかりましたが、並んで生えているわけではなく、それぞれ距離をとっています。

登山仲間に聞いてみると、「マムシグサ」という植物だそうです。

なんとも奇妙な形の花で、なるほどマムシが立ち上がっているように見えます。

花も不思議ですが、茎に太さがあり、その肌がまた気持ち悪いうろこのような模様なのです。

仲間の誰もが、「うわっ、気持ち悪い」と忌み嫌っておりました。見た目たしかに可愛らしくはないですが、そこまで嫌われて気の毒な植物です。

興味があるのでマムシグサについて調べてみました。

マムシグサの特徴は

サトイモ科テンナンショウ属

北海道から九州にかけて分布する野草です。山地や原野の湿った林床に生えます。見つけた場所も、渓谷の近くでした。

多年草で、成長すると高さは50 – 60センチメートルに達します。今回見つけたのは70㎝はあったので、この場所の条件がよかったのでしょう。

葉は、楕円形の小葉が7個から15個、一所から出ています。

球茎は平たい円形で地下にあるそうです。女性の握り拳位の大きさです。

茎は、葉柄下部の2つの葉鞘部分が重なってできたもので、紫褐色のまだらな模様があり、うろこのように見えます。

茎に見える部分は葉柄の鞘で偽茎と呼ばれるものです。

この模様がマムシに似ているところから、この名がつけられたようです。

晩春に、花茎を直立させて開花させます。花に見える包は紫色からこげ茶色に近く、白線がります。なかには苞が緑色のものもあり、アオマムシグサまたはカントウマムシグサと呼ばれます。

肉穂花序の代表例で、本当の花は苞の中にまっすぐ立つ。花期は4月から6月であります。

果実は秋に橙色から赤色に熟し、トウモロコシに似た形状の果実を付けます。

今回見つけたのはヒトヨシテンナンショウというマムシグサの一種でした。

危険!マムシグサには猛毒があります

全草にシュウ酸カルシウムの針状結晶、サポニン、コニインが含まれます。特に球根の毒性が強く危険です。

その汁に触れると炎症を起こします。誤って食すと口中からのどまでに激痛がはしり、唾を飲み下すことすらできないほどの痛みが続きます。

また、激しい下痢や嘔吐、心臓麻痺といった症状が現れ、重篤な場合死亡すします。

サトイモ科テンナンショウ属は概ね同じような毒性があるらしい。

毒成分はシュウ酸カルシウムの針状結晶・サポニン・コイニンは、誤って食べても口から喉まで激痛が走るため、とても飲み込めないらしい。

逆に言えば、口に入れた段階で強烈な反応が出るので、普通は中毒に至りません。珍しいからといって、決して摘んで持ち帰ろうなんて思わないでください。

汁にも毒があるので、触らないように注意しましょう。

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